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じん肺健康診断

「じん肺法」という法律で定められた「粉じん作業」を週に1回以上行っている方、および過去に行っていた方が受診する健康診断です。
 
粉じん作業とは、土石や鉱物の掘削、金属の製錬など、土石や金属の粉を吸い込む恐れがある作業のことで、労働省では24種類の「粉じん作業」を定めています。粉じんは肺が分解できないため、吸い込むと肺に沈着し、炎症を起したり、組織に異常が現れたりします。この状態を「じん肺」といいます。
 
※ 「粉じん作業」の種類については、「じん肺法施行規則 別表(第二条関係)」を参照してください。

●じん肺健康診断の対象者と実施時期は?

対象 者:粉じん作業に従事または従事した労働者
実施時期:就業時・定期・定期外(有所見の場合)、離職時

■じん肺の定期健康診断の頻度

粉じん作業

従事との関係
管理区分※2
受診の頻度
常時粉じん作業に従事
3年以内ごとに1回
2、3
1年以内ごとに1回
常時粉じん作業に従事
したことがあり、現に
非粉じん作業に従事
3年以内ごとに1回
1年以内ごとに1回
※2「管理区分」は、胸部X線写真の像によって、管理1~4に区分されます。管理1は「じん肺の所見がないと認められるもの」。管理2~4では、健康管理のための就業上の措置が必要になります。

●じん肺健康診断の検査内容は?

初めて「じん肺健康診断」を受ける方と、前回の結果が「管理1」の方は、〔粉じん作業についての職歴の調査、胸部X線検査、肺機能検査など〕といった呼吸器に関する検査が中心です。胸部X線は一般的な健診でも行う基本的な検査です。肺機能検査は肺活量などを調べる検査です。
 
この検査結果で「所見あり」と出た方は、所見の内容によって、結核精密検査などを受診することになります。

●健診の結果はどうすればよいか?

事業者は健診終了後、「じん肺健康診断の記録」(様式第3号)を作成し、胸部X線写真とともに7年間保存しなくてはなりません。「じん肺健康診断の記録」については、当センターで作成し、お渡ししております。